幻と記憶と

：こんばんわ。『お嬢様はご機嫌ナナメ』を攻略していたら、微妙に経済構造の勉強になる作品だという事が分かりました。前作でもそうだったけど、なにかと勉強なる作品を出している率が高いような気がする。
：経済学とか専攻している人にとっては常識みたいなものだろうけど、一般の人がここまで知ることもあまりないもんね。・・・株とかしてるなら別だけど。
：まぁ、その辺話し出したら私もこんがらがるからスルーしておくね。共通が終わった今だから話せることですが、普通、個別に入ってからシナリオが展開されていくのが普通なのですが、今作は共通で一つの大きなストーリーがありました。財閥破綻、裏金やらと明るいシナリオではなかったのですが、現代社会の綻びを集約させていたような感じでしたね。もっとも、最後は拳で語り合うという何とも熱い展開だったのですが、さもありなんですね。結果、七枷財閥は全資産を売却、当の七波は財閥を捨て主人公と一緒にいることを選んだのでした。『お嬢様はご機嫌ナナメ 第一部-完-』
：な、何気に壮大なストーリーだね・・・。
：まさかここまで明確に2部構成になっているとは思わなかったわ。薄々はそんな気はしていたけど。結局、共通ルートが第一部、個別ルートが第2部ってことだね。
：ここまで波乱万丈な主人公も珍しいんじゃないかな・・・。
：私からしたら女装させられてる主人公の方が波乱万丈だと思うのだけど？
：ま、まぁ。主人公は大変だねってことで・・・。
：そうね。女の子たちとｷｬｯｷｬｳﾌﾌできるその代償って考えればいいわけよ。ところで百合シチュ――
：その話はいいからっ！　第二部はどんな感じなの？
：・・・波乱万丈（カオス的な意味で）
：今までの窮屈な生活から解放れた反動なのかな・・・。
：そのあたりは本人だけが知っていることよ。