幻と記憶と

：・・・・・
：私は、あと何周すればいいのかしら・・・？
：加賀さん・・・そろそろ出てくれてもいいじゃない・・・？？
：（ただいま200周を超えた模様。　赤城3　加賀0　です）
：ほ、ほら、新海域も出たしさ？　息抜きにそっちしよう？　ね？
：まぁ。　そっちに行ったところでまた堀り掘りしないといけないから同じなんだけどね？
：あー・・・

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：ところで明日また版画展行くわよ。　今度は買わないけど。　くろね先生の新作が気になるから。

：ねぇ凪ちゃん。
：んー？
：あの版画とか軸中心の親会社ってアートビバン/アールジュネスだよね？
：そうだけど？　それがどうかしたの？（大体想像ついたけど）
：あの会社って詐欺会社なの？　ネットとか見てたけどそんな記事があったよ。
：あーやっぱりその話題だったか～。　この手の業界だとそんなの多いからねぇ。
：あくまでも私の見解だけど、イエスともノーとも言えないんじゃないかな。
：確かに版画である以上、原版の複製だから数ももちろんすることができるし、数が出るってことは普通単価下がるから「あの値段はおかしくね？　ぼったくりだろ」ってなるもんね。　実際私もそう思ったし。　
：結局のところ、その作品が本当に好きな人にとっては30万60万なんて安い出費だと思うし、そこに尽きると思うよ。
：私だって好きでもない作家の絵だったり、あまり興味のない版画にｳﾝ十万出すわけないよ。　好きな作品で、なおかつ世界観が気に入ったから買った。　確かに他の人からしたら「版画に60万ｗｗｗ」とか言われるんだろうけど、言わせとけばいいじゃない、知ったことではないわよ。　版画って色の奥行が出るし、作家さんのこだわりとこの素晴らしい絵に対しての報酬（支払い）と考えれば別に高くはないと思うわ。（実際めっちゃ手が込んでるし・・・ホワイトパールを仕込んだ版画もあるし・・・）
：正当な価値を見出せない人や妬みだとすれば、その人にとっては詐欺会社に見えるんでしょうけど。
：だから人によっては詐欺会社にもなるし正当な会社にもなるってわけ。　というかこれ、言い出したら世界中の会社・企業に言えることだと思うわ。　少なくとも、私の買った版画は素晴らしい逸品だし、担当さんも質問には真剣に答えてくれるし。（前になぜこの版画とこの版画は大きさが違うのに、値段が一緒なのですか？　とか、小さいのになんでこんなに高いんですか？　っていう結構ズバズバ聞いたけどちゃんと答えてくれたし。）
：凪ちゃんにとっては正当な企業ってことだね。
：そうね。　というか、しつこく粘られたっていう記述とか見るけど、結局自分で断り切れないのが悪いんじゃないの？　前回の購入はもともと買おうか迷ってたやつだったから即決したけど。
：でも凪ちゃんも最初の時結構粘られてたよね。
：あれは私も買いたそうなそぶり見せちゃってたしね？　まぁ、結果的に・・・これは言っちゃダメな奴だった。
：結局のところ、ネットの情報なんてあてにならないわよ。特にこのアート界隈はね。　自分の信じる者が一番正しいわ。　自分が納得できてるのであればそれでいいのよ。

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：・・・聞いてて思ったのですが、これよりもむしろソシャゲガチャのほうが詐欺だと思うですが？
：綾地さん・・・気持ちはわかるけど、綾地さんソシャゲやってなかったよね・・・。