幻と記憶と

：それで、どうだったの？　プレイしてみて。
：もう最っ高。　E-moteシステムは割と最近だからそんなに触れる機会が多くはなかったけど、これはすごいわね・・・動くと動かないじゃキャラの可愛さが全然違うわ。
：ぶっちゃけ、私がプレイしたことのあるE-moteシステム採用作品って２本だけなのよ。　エッチシーンアニメーションを含めちゃえばもう少しあるけど、主流はまだまだ静画だからね。　キャラクターが動くことによって、より身近にキャラクターを感じることができるわよ。　作品の世界に（精神的に）入り込める人からすれば革命よね、やっぱり。
：そのほか、何かあるかな？
：そうね。　ルート数は１でショコラとバニラの複合ルートよ。　まぁ3Pルートね。　シーン数は3。　もちろんシーンもアニメーションだからエロさは折り紙つき。
：正直、けもみみでアニメーションエッチシーンは初めて見るから新鮮だったわ。　良いわね・・・発情期のネコ。じゅるり。

：ちなみにだけど、基本主人公ラブなヒロイン（ネコ）たちとケーキ屋さんを切り盛りしながらイチャイチャするお話だから、シリアスシーンはほぼないわ（というか無いわ）。　あとはそうね・・・一つ言えるのは、とりあえずやってみなさい。　値段も安いから買ってみなさい。　けもみみ好きならわかるはずよ、この作品の素晴らしさを。
・BGM
：BGM数はOPED合わせて15曲ね。　OPにはnaoさん、EDには霜月はるかさんと有名アーティストを起用したもはや同人作品のレベルを超えてそうな力の入れようね。　
：OPは主人公がこれから経営していくお店への気持ちを、EDはショコラとバニラが主人公への気持ちをそれぞれ歌った歌詞に感じたわね。　曲調もOPは明るくこれからのスタートを切るような感じに、EDはネコの気まぐれなキモチを表したような軽快なリズムなロリポップ？な曲だったわ。
：ちなみに作中BGMはすべて猫に関する語句が入ってたよね。「ニャン」「ニャ」「猫」etc。
：そのあたりはちょっとした遊び心も見えるわね。
：グラフィック・エッチシーン等は上で軽く触れてるから省くわね。
・総評
：けもみみ好き（特にネコミミ）ならとりあえず買っておきなさいって言える程度にはお勧めできる作品ね。　グラフィック、BGMともに高クオリティで商業作品と比べても差はあまりないわ。　ただ、ショコラ・バニラの3Pルートのみだからそういうのが嫌という人にはお勧めはできないけど・・・。　
：エッチシーンもアニメーションで動くからエロさは倍増してるしね。
：そうね。　テキスト中にも、猫の特性・習性を考えて作られているから人同士のNC（ノーマルカップリング）とはまた違った雰囲気が出てていいわよ。

：でも猫の舌ってざらざらしてるし、ネコにもそれが受け継がれてるよね？　痛くないのかな・・・先っちょとか。
：女の私に聞かれても困るわよ・・・。　だったらエリナがクリトリスをネコに舐められてきなさいよ。　男性器ってクリトリスの発達したものだし。（神経の密集度は違うけどさ）
：どうやって会えっていうのさ・・・ここはあの世界とは・・・あ。
：察しがよくて助かるわね♪　ってことであとでよぶわね。　感想、聞かせてね？

：話が脱線したわ。
：エッチシーン以外のお話も、ヒロインの主観はあくまでも猫。人とは違った思考ロジックが見られるからこの点も新鮮ね。

：少なくとも、私はお勧めしたい。　そんな作品だったわ。
：ちなみに、プレイ時間はおよそ4-5時間程度。　ルート1つだけだから、商業作品の1ルート分よりちょっと短い程度ね。

：と、言ったところで、新年一本目のエロゲ『ネコぱらvol.1～ソレイユ開店しました～』の感想は終わり。　
：去年は結局最後の方は感想すらろくに書いてないからね・・・ちゃんと今年は書くわよ。