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タイトルが思い浮かびません。 祢夢「それよりも私たちの紹介をしてください」

Posted by 凪薊 on 03.2011 0 comments 0 trackback
こんばんわ!
いきなりどうでもいいことですが、タイトルが思い浮かばないときってどうすればいいんでしょうね?
とりあえず、今日あったことをタイトルにしてみるとかすればいいのでしょうか?

うん、どうでもいいね!


さて。。。

ちょっとリアルごとですが、学校の課題研究でシーケンス制御の班に入ってるんですよね、私。
そこで、エレベーターの制御をやることになったんですが、オムロン製のシーケンスでできた動作がなぜか三菱製のシーケンサーではうまく動作しないんですよね。

結局何が言いたいかというと。

プログラム作成を私にだけ任せないで、班員の皆さんも考えてくださいよ!!

という愚痴なのでした。


(え?小説とかはリアルごとに含まないのかって? そりゃぁ…私の中ではリアルとして認識されてません!)




まぁ…小説上のヒロインの声が最近脳内に響いてるので(末期だな。末期だよね私。精神科?な、なにそれ、わ、私には必要ない…はず?)

とりあえず。一部を公開してみた。



・・・・・・・めっちゃ読みにくいけど


あ、タイトル決まってません。

いいタイトルないかねぇ
 Prologue

皆は吸血鬼っていると思う? 
 子供の頃に親に、「吸血鬼っているの?」って聞いたことがあった。もちろん「そんなものいるわけない。お話の中だけさ」って答えが返ってくる。
 そりゃ、誰も見たことはないし、会ったこともないからそういう答えになるのは当たり前なのだけどさ。でも、少しは夢見させてほしいなって思うはず。いるとしたらどんな姿なんだろうなーとか、本当に十字架が苦手なのかなーとか。
 で、何でこんな事を聞いたかって?
 それはもちろん、今なら吸血鬼画どうこういう質問に答えられるからさ。
 
結論から言うと――


 ――めっちゃ可愛いい女の子でした。


ついでに言うと――


――とても物静かな子でした。


 第一幕:月夜のお姫様
 
 春と言えば、入学とか進級とかイベントが多い季節なのだけど、少なくとも今は入学式も終わって1学期の中間試験も終わった日だ。というか、今日が中間試験だったわけなのだが。試験終了の解放感からか、それとも明日が休みという事からか、放課後になってもクラスの大半がワイワイガヤガヤと騒いでいた。少なくとも、俺、遠野夏樹には関係のないことではあった。
 俺はクラスの中で少し浮いた存在にいるらしい。特に友達もいないし、かといってそれをエサにちょっかいをかけてくる輩もいない。そう、言ってしまえば、俺はいてもいなくても関係のない人である、少なくとも俺はそう思っている。別に、人付き合いが苦手というわけではない。ただ、なんとなく近づきにくいオーラを放っているらしい。普通に過ごしているだけでそう思われるもんだからこっちも困るわけだ。いや、別に苦労はしてないし、困っているわけではないのか。
「さてと……帰るとするか」
 それとなく立ち上がっただけでクラスの皆がこっちを向く。ったく、俺そんなに近づきにくいのか?
「夏樹、今から帰るの?」
「あぁ、お前もか?」
「うん。とはいっても未羽が図書館寄るっていうから付いて行くんだけどね。夏樹も来る?」
「帰ってもすることないし、俺も行くわ」
「ん、わかった。それじゃ未羽呼んでくるよ」
 はいよと返事を返した後、彼女は本に机を占領されている女生徒のもとに向かっていった。
 彼女は、穂伽祢夢。俺と同じクラスでクラスのアイドル的存在だ。ちなみに祢夢とは幼馴染で、いわば腐れ縁ってやつだ。家も隣だし。勉強はあんまり得意じゃないみたいだが、祢夢の一声でクラス全体が完全に纏まってしまうんだよな。そのおかげで、クラス対抗の勝負事では他のクラスから多少危険視されているみたいだ。まぁ、祢夢自身はまったく気にしてないっぽいけど。
 そして、祢夢がさっき呼びに行ったのは妹の未羽。クラスの人には、いつも本読んでる寡黙な人という認識をされてるみたいだが、実際のところは、話を振ればしっかりと答えてくれる。……そう、本当に文字通りしっかりと答えてくれる。いつも本を読んでいるせいか、未羽の知識の量は多い。そのおかげ(?)か、話を振られる→答えるついでに補足がどっさりという事が多い。未羽曰く、一度見聞きしたものは決して忘れないらしい。ちなみに、成績は姉の祢夢と違って学年トップ。噂では、学校トップという噂もあるが、事実かは俺も知らない。
 ちなみに、彼女らは双子なので実際姉も妹もない気がする。
「お待たせ~。未羽が本を片付けるのを少し手間取っちゃって」
「いや、別に問題はないんだけど。……いつも思うんだが、そんな量の本1日で読めるのか?」
「はい。1日10冊なんて少ないものですよ?」
「……いや、どう考えても多いだろ!?」
「そうですか? 別に普通ですよ。ね、お姉ちゃん」
「あ、あはは……」
 いったいどうやって読んでるんだろうな……。まぁ、気にしても仕方ないか。
「そんじゃ、図書館によって帰りますか」
「おっけ~。Let’s go!」
……相変わらず、英語発音だけは無駄に上手いんだから。
 
 穂伽姉妹と、学校の近くの図書館よった後、明日はどう過ごす? とか、中間試験どうだった? とか、ありふれたくだらない会話をしながら家に向かって岐路についたのだった。




「ったく……未羽のやつ、どんだけ借りていくんだよ。」
 家に帰り着替えた後、俺は、台所で夕食を作っていた。ちなみに親は二人とも今旅行中。なんでも結婚記念日の旅行らしい。別に一般的な家事は俺もできるし別に困らない。
 結局、未羽は図書館で10冊も借りていった。そんなに読めるのかと未羽に聞いたところ、「こんなのいつものことです。夏樹さんももう少し読んでみてはいかがです?」とのことだった。俺も本は読むが、多くても1日1冊が限界だ。あいつみたいに読書慣れしているわけでもないし、このくらいで十分かなと俺は思っている。
「まぁ……俺ももう少し増やしてみるか。未羽も俺のこと考えて言って来たんだろうし」
「もちろんそうです。兄さん、邪魔します」
 突然玄関から投げかけられる声。こんな風に呼びかけてくる人は俺の知っている中で一人しかいない。
「未羽か。お邪魔するのはいいが、せめてベルを鳴らせって毎回言ってるだろ」
「別にいいじゃないですか。よいしょっ……と」
 特に反省する様子もなく何やら大きな荷物を運んできてソファーに腰を下ろす未羽。それと同時に持っていた本を広げて自分の世界に飛び込んで行った。
 いや、まてまて。その荷物はなんだ!? 本を入れてくるとしても、わざわざボストンバッグまで持ち出さないだろうし。……まさか、こっちで生活するとか言うんじゃないだろうな。
「あ、兄さん、質問される前に答えておきますけど、しばらく私とお姉ちゃん、こっちで生活しますのでよろしくお願いします」
 俺の予想は見事に的中した。
「なんだ? またお風呂でも壊れたのか?」
 以前、穂伽家のお風呂が壊れたことがあり、1週間くらい俺の家で過ごしたことがあった。もしかして、また壊れたのか?
「いえ、違いますよ。あれ? お姉ちゃんが言っていませんでしたか? 私達の両親がしばらく出張で出かける事」
 全く聞いてないぞ。祢夢のやつ、そんな大切なことを忘れるなって……。という事は、大方、娘の安全を思って俺の家で生活しろって親に言われたんだろう。普通に考えたら、ひとつ屋根の下で暮らすことになるわけだし、世間的にどうなんだろうな。俺が信用されているのか、ただ単に俺がヘタレと思われているのか。ま、どちらにせよ、そんなつもりは無いけど。
「なるほど、理由は分かった。という事は祢夢も来るわけか。あ、そういえば、もう夕飯は食べたのか?」
「いえ、まだです。あ、もしかして作ってくれるんですか?」
「あぁ。まぁ、普通にカレーだけどな。それでよければ作るけど」
「えぇ、構いませんよ。お姉ちゃんはどうせ、兄さんの作る料理なら喜んで食べるでしょうし」
「まぁ、過去の経験上そうだろうな。ま、味の保証はしないからその辺よろしく」
「大丈夫です。兄さん、クラスで調理実習のとき先生の代わりをした事があるんですから」
「いや、あれは先生が強制的にだっただろ……」
 あの時は軽く驚いたな。まさか、先生が「退屈だから、料理の得意な人代わりに調理実習の監督してー」とか言うもんだから。それで、なぜか家庭科の成績だけはクラストップの俺に白羽の矢が立ったわけだ。そういえばその時もカレーの調理実習だったっけ……。おかげで、調理実習の時は先生の気分次第で立場が変わることがしばしばあって面倒たらありゃしない。というか教師なのに生徒に任せてもいいのだろうか。
「まぁいいわ。それじゃあ、俺はカレー作るから、未羽は寛いでてくれ。風呂入りたかったら、勝手に入ってていいから」
わかりましたと、生返事を返した未羽はそのままソファーに横になり本を読み始めた。ありゃ、カレーが仕上がるまで動かないパターンだな。
 
「未羽~、遅くなってごめんね~」
 カレーの仕込みを始めてから数分後、玄関から祢夢の声がし、そのままリビングに向かう足音が聞こえてきた。
「お姉ちゃん、私に謝罪はいいから、先に兄さん一言言って来た方がいいと思う」
「あ、そうだね。夏樹、今日からしばらくお世話になります。こっちで生活するのも久しぶりだなぁ」
「あぁ、そうだな。というか祢夢、親が出張のことはちゃんと伝えてくれよ。未羽に言われて初めて知ったぞ」
「あ、あはは……ごめんなさい……」
「まぁ、別にいいけどな。まぁ、カレーが出来るまであと少し時間がかかるから祢夢も寛いでいてくれ」
「カレー!? 本当に!? 夏樹の作るカレーすごく美味しいから楽しみにしてるよ~」
 ま、こういう風に素直に喜んでくれるのは俺も嫌じゃない。作る側としても、作り甲斐があるってもんだ。……隠し味はどうしたものか。コーヒーでも突っ込んでおくか。味に深みが出るんだよな、コーヒー入れると。
 
数分後。

出来上がったカレーを3人分の器に入れてリビングのテーブルに運ぶ。飲み物は……お茶ないけど、ま、いいだろ。
「カレーできたぞ」
「わぁい! さっそくいただきます!」
「あ、あぁ。別におかわりもあるからあわてて食べなくてもいいぞ」
「ん、わかった。……うん、やっぱり夏樹の作るカレー美味しい!」
「お、そりゃよかった」
 自分の作ったものをこういう風に言ってくれるのはやっぱり嬉しいもんだ。にしても、ありゃ、喜んでいるを通り過ぎている気がする。なんか恍惚した表情になってるし。
「お姉ちゃん、リミットが外れてるね。久々に兄さんの食べるし分かるけどね。あ、兄さんコーヒー入れた? 隠し味に」
「あ、やっぱりわかったか。ま、たまには未羽も何か良い隠し味あったら教えてくれ」
「いいですよ。今度一緒に作りましょうか」
「あぁ、その時はよろしく。で、未羽よ」
「はい?」
 俺は、目の前でカレーを食べながら恍惚してる祢夢を指さす。
「あれ、大丈夫なのか?」
「……多分、大丈夫かと」
 その後、祢夢はカレー2回もおかわりしていた。大丈夫なのか……いや、大丈夫だからおかわりしているんだろ。
 
 夕食後、穂伽姉妹を先に風呂に入らせ、俺は食器の後片付けをしていた。まさか、また一緒に生活することになるとはな。これ、クラスの男子共に知られたら大変なことになるだろうな。まぁ、普段が普段だからそこまで騒ぎにはならない気がする。
「それにしても、一緒に生活ねぇ……」
 以前一緒に生活した時は大変だった。特に祢夢の寝坊が。未羽は、「いつものことだから疲れます。兄さん行ってください」っていうから、俺が行くことになった。そこからが大変で、あいつの寝起きの悪さと言ったらすごかった。寝ぼけているのか、「うにゅ~、あと120分~」とか言ってくるときもあった。あと5分ならわかるけど、120分は長すぎだろ。2時間って遅刻するわ。結局、毎回布団引きはがして、窓開けて日光あてて強制的に目を覚まさせていた。それでも、起きない時は、デコピン食らわせたりして起こしてたこともあった。まぁ、今は高校生だし、流石にそんなことは無い……と思う。
「よし、こんなもんだろ。あいつらが上がってくる前に2人分布団を出してきますか」
 そう思い、俺は布団を出しに2階に向かった。
Category : その日暮らし


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