凪薊とエリナのまじめっぽいお話 初夜
:しかしあれよね。広大な宇宙に果てはあるのかという議論はよくされることなのだけど、結論から言ってしまえば「果てはない」ってなるわよね。
:俗にいう「閉じた宇宙」や「開いた宇宙」って問題もあるしね。前者なら果ては確実にあるし、後者なら広がりつづけるわけだから、観測した点より遠くにどんどんなっちゃうわけでそういう意味では果てはないよねぇ。
:ちなみにだけど、『なつくもゆるる』では開いた宇宙だったわ。『はるまで、くるる。』『なつくもゆるる』はストーリーが壮大でしかもループ仕様という事で私のとてもお気に入りの作品なのです。
:今日の記事はアイルノーツから離れて、『はるまで、くるる。』『なつくもゆるる』の考察話よ。
:俗にいう「閉じた宇宙」や「開いた宇宙」って問題もあるしね。前者なら果ては確実にあるし、後者なら広がりつづけるわけだから、観測した点より遠くにどんどんなっちゃうわけでそういう意味では果てはないよねぇ。
:ちなみにだけど、『なつくもゆるる』では開いた宇宙だったわ。『はるまで、くるる。』『なつくもゆるる』はストーリーが壮大でしかもループ仕様という事で私のとてもお気に入りの作品なのです。
:今日の記事はアイルノーツから離れて、『はるまで、くるる。』『なつくもゆるる』の考察話よ。
:ということで、始まりました。凪薊とエリナのまじめっぽいお話。
:凪薊とエリナのえっちなお話じゃないんだ。
:今日は18禁要素(エロ的な意味)は無しだからね。こっちのタイトルよ。
:というか、たまにはこういうのもいいわね。時々やってみようかしら。
:要するに雑談なんだけどね。
:まぁ、きっとためになるわよ。知らないけど。
:さて、最初に提示したけど、『はるまで、くるる。』『なつくもゆるる』の考察だけど・・・エリナ、この二つのタイトルを見て何か気が付くことはない?
:・・・句読点の有無?
:そう。一見、ただの差なのだけど、とあるブロガーの記事を見て「確かにそうだ」と思うことがあったのよ。
:「、」は一時休符「。」は休符みたいなものだけど、それが意味することを考えてみると、この二つの作品はすごく奥が深い作品だったのよ。
:『はるまで、くるる。』はタイトルが2分割されている。それが示すように、作中もストーリーが大きく2分割されていたのよ。さらに「。」が示すのは終わり。この作品は確かに終了点があったわ。最後には地下コロニーから脱出し春を迎えるという終わりでした。 分かりやすく言えば、「、」は音楽記号で言うところの「ダ・カーポ」もしくは「ダル・セーニョ」 「。」は「フィーネ」もしくは「フェルマータ」に相当するってことね。
:対して、『なつくもゆるる』はそれらの記号が無い。要するに終わりがないって解釈ができるのよ。作中でも、「マンイーターが生存できなければ、もう一度ループを繰り返す」的なことを紫穂が言っていたしね。 しかしそう考えると、あの作品は何ループめが舞台だったのか。 あ、でも宇宙は、主人公の認識する時間から10の72乗年後って言ってましたね・・・。
:あれ、ってことはあの作品は終わりはないの?
:そういう解釈でいいと思うわ。仮にマンイーターが生存できなかった場合、また冒頭に戻り同じループが発生するという事でいいと思うのよ。ただ、正確には同じループではないわね。ここで「超ひも理論」とか「プレーンワールド仮説」とか出てくるのだけど、この辺りの話は省くわ。簡単に言えば、超ひも理論が証明されるならば、宇宙は無数に存在するというものよ。
:頭痛くなってきた・・・。
:わたしも3回くらいやってやっと大体理解した感じだったからね・・・。 で、その別の宇宙に行けるのは重力――まぁ、これ話すと長くなるからカットするけど、結論から言えば、最後には別の宇宙へ行きそこでもう一度生活をするという感じなのよ。そして、マンイーターが生存しなければ以下ループ。
:・・・おわりがないってことだけは分かったよ。
:それでいいと思うわ。 つまり、『はるまで、くるる。」は終わりのあるループ。『なつくもゆるる』は終わりのないループなのよ。ちなみにこの2作品、1回のプレイじゃすべてを理解するのはかなり面倒よ。2~3回のプレイは推奨ね。というよりもそうした方が作品の深みが分かってとても面白いのよ。
:実際、この手のループ物は奥が深いものがほとんどなのよね。というかループ物はシナリオが難しいのよ。下手するとわけわからなくなるし。
:なぎなぎがループ物大好きな理由が少しわかった気がするよ。
:凪薊とエリナのえっちなお話じゃないんだ。
:今日は18禁要素(エロ的な意味)は無しだからね。こっちのタイトルよ。
:というか、たまにはこういうのもいいわね。時々やってみようかしら。
:要するに雑談なんだけどね。
:まぁ、きっとためになるわよ。知らないけど。
:さて、最初に提示したけど、『はるまで、くるる。』『なつくもゆるる』の考察だけど・・・エリナ、この二つのタイトルを見て何か気が付くことはない?
:・・・句読点の有無?
:そう。一見、ただの差なのだけど、とあるブロガーの記事を見て「確かにそうだ」と思うことがあったのよ。
:「、」は一時休符「。」は休符みたいなものだけど、それが意味することを考えてみると、この二つの作品はすごく奥が深い作品だったのよ。
:『はるまで、くるる。』はタイトルが2分割されている。それが示すように、作中もストーリーが大きく2分割されていたのよ。さらに「。」が示すのは終わり。この作品は確かに終了点があったわ。最後には地下コロニーから脱出し春を迎えるという終わりでした。 分かりやすく言えば、「、」は音楽記号で言うところの「ダ・カーポ」もしくは「ダル・セーニョ」 「。」は「フィーネ」もしくは「フェルマータ」に相当するってことね。
:対して、『なつくもゆるる』はそれらの記号が無い。要するに終わりがないって解釈ができるのよ。作中でも、「マンイーターが生存できなければ、もう一度ループを繰り返す」的なことを紫穂が言っていたしね。 しかしそう考えると、あの作品は何ループめが舞台だったのか。 あ、でも宇宙は、主人公の認識する時間から10の72乗年後って言ってましたね・・・。
:あれ、ってことはあの作品は終わりはないの?
:そういう解釈でいいと思うわ。仮にマンイーターが生存できなかった場合、また冒頭に戻り同じループが発生するという事でいいと思うのよ。ただ、正確には同じループではないわね。ここで「超ひも理論」とか「プレーンワールド仮説」とか出てくるのだけど、この辺りの話は省くわ。簡単に言えば、超ひも理論が証明されるならば、宇宙は無数に存在するというものよ。
:頭痛くなってきた・・・。
:わたしも3回くらいやってやっと大体理解した感じだったからね・・・。 で、その別の宇宙に行けるのは重力――まぁ、これ話すと長くなるからカットするけど、結論から言えば、最後には別の宇宙へ行きそこでもう一度生活をするという感じなのよ。そして、マンイーターが生存しなければ以下ループ。
:・・・おわりがないってことだけは分かったよ。
:それでいいと思うわ。 つまり、『はるまで、くるる。」は終わりのあるループ。『なつくもゆるる』は終わりのないループなのよ。ちなみにこの2作品、1回のプレイじゃすべてを理解するのはかなり面倒よ。2~3回のプレイは推奨ね。というよりもそうした方が作品の深みが分かってとても面白いのよ。
:実際、この手のループ物は奥が深いものがほとんどなのよね。というかループ物はシナリオが難しいのよ。下手するとわけわからなくなるし。
:なぎなぎがループ物大好きな理由が少しわかった気がするよ。
Category : その日暮らし